私のAIユースケース
よく使うツール
- Claud Advanced (sonnet 3.5)
- Perplexity AI Pro (検索)
- NotebookLM
- notta (議事録生成)
定番が多い。ChatGPTやGeminiは触るけど意外に出番がない。
最近は社内でdevinが仕事してるのを眺めたりしている。
devinを使いながら並列で仕事をするのはむずかしい、という感想を見て、なるほどと思った。
仕様を提案させる (Claud)
ざっとやりたいこと、顧客像、ユーザーストーリーを箇条書きで書いて、仕様を提案させる。出てくるドラフトが1) 良ければ使う、2) ギリ使えるなレベルだったら教育する、3) 微妙ならすぐ捨てる。
Claudはコンテキストを拾うのがどのLLMよりも上手い印象があり、はじめのプロンプトが良ければだいたい1)か2)には落ち着いてくれる。逆に個人開発したいなーこんなやつどうかなーと思って適当なプロンプトをいれるとほぼ3)になる。
最近気づいたのが、アイデアを形にするコストが大きく下がった結果、個人で小さいプロダクト創るみたいな欲望がゼロに近づきつつある。こんなものやってもしょうがないわー、という感想が先に来てしまう。会社の仕事はどれもちゃんと価値の大きいことをしようとする強制力があり、その方がモチベートされるという気づきがあった。
デモデータ作らせる (Claud)
よく提案資料やプロダクトデモを創るので、そこに突っ込むサンプルデータを作らせている。テーブルの型を指定してプロンプトで渡してあげたり、デモのデータを使って表現したいこと (ex. 毎年X~Y%の間で成長する) を伝えてあげると、それっぽいサンプルデータが作られる。
ゴリラワークで作った不自然なデータよりいい感じのものができる。
構造化されたFigをつくる (Claud)
ドキュメントを作成するときに、イベントストリームや、マインドマップなどの物事の関係を図で描写したほうがわかりやすい、ということがたくさんある。これまではWhimsicalを立ち上げてポチポチ作成ししていたが、今は文章を箇条書きでClaudeに投げて、Marmeidで出力させている。これをNotionに埋め込むと、簡単にFigが作成できる。
外部向けに使えるかはギリだが、それでも頭の整理などにはめっちゃよい。こうした簡単なプログラムの生成品質はClaudがやはりダントツだという印象がある。最近はめったに書いていないが、SQLやPython、Apps Scriptを書かせる際も、一番品質が高いと感じる。
例えばこれはPOSシステムの機能間の相関を出力したもの。
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市場調査させる (Perplexity AI Pro)
結構ニッチなプロダクトでもDeep Researchなら割とちゃんと調べてくれる。最近リリースされたPerplexityのDeep Researchは、ChatGPTよりも推測は甘そうだが、Deep “Search”としては十分に機能してくれる印象がある。
こういうのでいいんだよ、こういうので。
投資家・顧客を調べる(Perplexity AI Pro)
同じくDeep Researchで次会う投資家のトラックレコードとか公開記事で言ってることとか全部調べる、顧客の直近の発言やDXに対する発言を調べる、といった使い方。
Perplexityに打ち込んでいるものは、LLMが普及する前から当たり前の検索行為としてあったのものばかりで、検索する場所が変わっただけという印象がある。Google の代替手段になっているのがすごい。
疎い領域の資料を突っ込んで聞く (NotebookLM)
社内のある領域をキャッチアップする時、とりあえず担当しているメンバーに資料全部もらってPDFにし、NotebookLMに突っ込んでいる。これをやってて気づくのは、Docがちゃんと書かれていないと突っ込んだだけで取り出すものが微妙になる。
我ながら自分の資料はAI Friendlyだなと思う。最近つくったCompany Deck入れてPodcast作らせたらコンテンツとしてはいい感じだった。
議事録かかす (Notta)
Notta は議事録の指示をプロンプト・エンジニアリングできる。これで議事録のコントロールができる。例えばこんな感じ。
会議の録音または議事録を確認し、議論されたアジェンダを特定してください。
次に、アジェンダごとに、主要な論点と結論をまとめてください。
例を参考にマークダウン形式で見出しと箇条書きを使い、アジェンダ、論点、結論を記述してください。このとき、冗長な表現を避け、簡潔かつ明確に内容を表現を心がけてください。
例
アジェンダ1: XXXについて
- 論点: hogehogeについて
- 結論: hogehogeとする
アジェンダ2: YYYについて
- 論点: hogehogeについて
- 結論: hogehogeとする
議事録アプリはいろんなものを使ってきているが、結局議事録をとって意味があったな、というMTGはあまりない印象。それより自分が参加していないMTGにNottaを送り込ませてもらって、後からサマリを見る、みたいな使い方が多い。使っているものの中では一番Nice to haveなものでもある。
その他
真面目に使ってはいないけどたまに遊ぶものは色々ある。
- a0.devでプロトタイプを作って遊ぶ
- superwhisperでスマホ録音 → 文字起こし