2024年に課金してよかったもの

毎年恒例です。今年も「課金してよかったモノ・サービス」を選びました。
 

2023年のレビュー

2023年に課金してよかったもの、は以下の記事です。ここで選定された商品のレビューを行います。
 
 
昨年のランキングもすべて継続利用している必需品でした。今年もなお、おすすめできる名品ばかりです。気になる方はぜひ昨年の記事をチェックしてみてください (再掲)。

2024年に課金してよかったもの

年々、生活に必要なものが揃ってしまっており、このランキングを創るのが難しくなっています。その中でも今年は嗜好品を中心にまとめてみました。
 

1. アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 低温調理器

 
ついに低温調理器に手を出しました。
 
10Xにはガチトレーニー仲間のiguchiさんというSWEがいらっしゃいます。
彼とタンパク質をどのように毎日接種しているかという悩みを壁打ちする中で「食事は最終的に鶏むね肉をいかに効率的に接種するかが全てであり、その点で低温調理器は極めて有能だ」という帰結に合意し、購入を決意しました。
 
私は体重の2倍 (g) のタンパク質を毎日摂っているのですが、低温調理器を導入してからというもの、鶏むね肉や鮭の切身などの食材に完全に寄せることができ、プロテインパウダーを辞めることに成功しました。
 
私にとってプロテインパウダーは吸収が早すぎて腸への負担が大きいため、体調管理の観点で多くの助けになってくれています。何より低温調理器で調理した鶏むね肉はウマい。
 

2. NICHIGA(ニチガ) スーパー大麦 バーリーマックス

 
食事の基礎栄養素はPFCですが、個人的には第4の基礎栄養素は食物繊維 (Fiber)だと思っており、体調に対してものすごく重要な要素だと思っています。
 
年齢を重ねるにつれて腸の不調に悩まされる機会が増え、どうしたものかと色々試行錯誤した結果、どんなサプリメントよりも「毎日20gの食物繊維」が重要であると発見しました。
 
食物繊維をサプリメントでなく食材から咀嚼を通じて接種するには何が良いだろう、ということでたどり着いたのがバーリーマックスです。
 
「大胸筋が歩いている」でおなじみのバズーカ岡田さんのYouTubeで発見し、即取り入れました。
 
今では毎週これを炊いて、白米に混ぜて食べています。食感や味も好きで、子どもたちも好んで食べているので、Amazon定期便で取り寄せるようになりました。

3. 象印 加湿器 ハイパワー加湿タイプ 4.0L

 
もともとこの3L版を使っていたのですが、寝室やら子供部屋やらいろんな場所で加湿することが増えたのと、水をちょくちょく追加するのがだるかったので、最大容量のものを買い足しました。
 
やはり「デカいは正義」で、リビングで丸1日加湿しても水が切れない大容量はすばらしく、かなり満足しています。
 
1ヶ月に1度のクエン酸洗浄がやや面倒ですが、それでも超音波型の加湿器のようにカビが生えることが一切ないのと、沸騰した水による加湿という安心感があります。
 
昔はたしかグレーの筐体しかなかったのですが、黒い筐体が発売されてリビングにも馴染みやすくなりました。

4. Claude Professional plan

 
ChatGPT、Geminiと使ってきて、最終的にはClaudeに落ち着きました。日本語の出力性能はダントツだと思います。ChatGPTは不自然で、Geminiは冗長です。
 
またProに課金して何がいいか?というところですが、私は主にProject機能を使っています。
 
  • 長めの記事やドキュメントを書くときにはプロジェクトを立てて、必要な資料など放り込んで出力させる
  • トレーニングプロジェクトを立て、各メニューの現状の限界値を入れたうえで、3ヶ月後のパーソナルプログラムを出力させる
  • このブログを書いているサイトのCSSを読み込ませ、デザインの修正を指示してCSSを書かせる
  • 個人で作っているサービスの仕様を提案させ、いろいろ指示をしたあとにイベントストーミングの図や、プロトタイピングのコードを書かせる
 
といった使い方をしています。
 
私の身の回りでも、実用性という意味ではClaudeが一番という人が多い気がします。
 
これに20ドルを払い続けるか?というとまだわかりませんが、今のところ気に入っています。

5. PUBLIC TOKYO SHIOTA BASIC ロイヤルカーゴ

 
ネタが尽きたので服を持ってきました。最近のボトムスはPUBLIC TOKYOでほぼすべて調達しています。
 
梅田やなんばにお店があり、そのあたりに出たときにふらっと寄って買いました。まんまと店長とLINE交換し、毎月のように販促LINEをもらっています。
 
PUBLIC TOKYOの商品はECで見ても全く良さがわからないのですが、手に取ると一発で分かる素材の良さや形の良さにやられています。
 
特に昔からカーゴパンツが好きで何本も買ってきたのですが、このカーゴは素材とパターンに惚れてお持ち帰りしました。過去買ってきたカーゴパンツは2nd STREETにすべて引き取ってもらうほどの惚れ込みようです。

6. koti BEAUTY&YOUTH POLARTEC POWERDRY イージーパンツ & ウインドシールド フリース

<koti BEAUTY&YOUTH> ウインド シールド フリース パンツ
"POLARTEC WIND PRO"を使用したフリースパンツです。内股にマチが付き、膝タックが入る立体的なワイドストレートシルエット。前後ともシームを利用したシンプルなポケットが付き、右前には小物を収納できるウォッチポケットが付きます。ウエストと裾はドローコードで調節可能です。<koti BEAUTY&YOUTH(コティ)>”koti”はアウトドア先進国であるフィンランドの言葉で「家」を意味します。アウトドアシーンは、自然の中で開放的かつリラックスした時間を過ごす「定住ではない旅する家」であり、私たちの考える未来的な家の姿であるという想いを込めています。【注意事項】※商品を使用前に、タグ等に記載されている「取り扱い上の注意書き」、「洗濯表示」を必ずご確認ください。※商品画像は、光の当たり具合やパソコンなどの閲覧環境により、実際の色味と異なって見える場合がございます。あらかじめご了承ください。※商品の色味の目安は、商品単体の画像をご参照ください。店舗へお問い合わせの際は、全国のBEAUTY&YOUTH各店舗まで下記の品名/品番をお申し付けください。品名:KT W/SHIELD FLCE PT 品番:12141999550
<koti BEAUTY&YOUTH> ウインドシールド フリース ブルゾン
"POLARTEC WIND PRO"を使用したフリースジャケットです。2000年代のアウトドアブランドが作るミリタリーウエアから着想したデザイン。腰のファスナーポケットは袋をメッシュにし、ベンチレーションとしての機能も備えています。肘にタックを入れ可動域を高め、脇から袖下にかけてファスナーで大きく開閉できるベンチレーションを配置しています。<koti BEAUTY&YOUTH(コティ)>”koti”はアウトドア先進国であるフィンランドの言葉で「家」を意味します。アウトドアシーンは、自然の中で開放的かつリラックスした時間を過ごす「定住ではない旅する家」であり、私たちの考える未来的な家の姿であるという想いを込めています。【注意事項】※商品を使用前に、タグ等に記載されている「取り扱い上の注意書き」、「洗濯表示」を必ずご確認ください。※商品画像は、光の当たり具合やパソコンなどの閲覧環境により、実際の色味と異なって見える場合がございます。あらかじめご了承ください。※商品の色味の目安は、商品単体の画像をご参照ください。店舗へお問い合わせの際は、全国のBEAUTY&YOUTH各店舗まで下記の品名/品番をお申し付けください。品名:KT W/SHIELD FLCE BLSN 品番:12271990860
 
雪国出身の私ですが、都会の隙間風がとにかく寒い。
 
今は山の近くに住んでいるので、吹き下ろしの風も結構きつくて、冬のワンマイルウェアをどうしようか、というのを3年ほど悩んでいたときに出会ったのがこのセットアップです。
 
黒の上下をUNITED ARROWSの店舗で買いました。
 
軍用に開発されたPOLARTECのフリース素材で風も通さず、とにかく温かい。それでいて薄手でかさばらないので、冬にスウェットとかを着込むよりも遥かに軽く・実用性が高いところが気に入っています。
 
今年になって息子が少年野球を始めたのですが、休日はまる1日外での練習に付き合う、とかが発生しています。そういうときにこれを着ておくと、運動もしやすいし、温かいしでちょうどよいです。
 
昔からスポーツをしてきて、基本的に動きやすいダル着が好き、という属性の人には刺さると思います。
 

7. TwitterからXへ 世界から青い鳥が消えた日 ジャック・ドーシーからイーロン・マスクへ、炎上投稿、黒字化、買収をめぐる成功と失敗のすべて

2024年に読んだ本の中でダントツに面白かったです。
 
私は2023年6月にTwitterの利用を停止し、同年にアカウントを削除しました。のべ12年ほど愛用していたのですが、2022年以降のサービスの大幅な変更に嫌気が差し、かつての自分が好きなサービスではなくなってしまったことに起因します。
 
ではなぜそんなにも変化してしまったのか。背景も含めてあまり理解できていなかったのですが、その答えがこの本にありました。
 
2015年にドーシーが経営に復帰して以降も、スクエア社と掛け持ちの消極的な経営関与。そこに現れたトランプという言論の強者。
 
トランプの選挙を通じてSNSにおける言論制御のあるべき姿がTwitterを悩ませました。
 
綱を渡るようなポリシーマネジメントと運用により、徐々にブランドの信頼を獲得。2度のレイオフに傷つきながらも広告収益を増加させることに成功し、やっと利益を創出したのも束の間。
 
次に現れたのはコロナとイーロン・マスク。ここでも感染症に対するデマへの対応という、世界中を巻き込んだコンテンツモデレーションの悩みにさらされます。悪評やデマを厳しく取り締まることと、言論の自由は常にトレードオフ。同時に顧客たるブランドの信頼と、ポリシーマネジメントも1つの対となっています。
 
2022年、最終的にはイーロンの買収という着地に。イーロンは言論の自由の推奨者であり、それまでTwitterが丁寧に築いてきたポリシー、コンテンツモデレーションをすべて破壊します。これを受けてブランドの信頼も既存し、売上は半分に急減。。。
 
と、TwitterがXに変わるまでの舞台裏が赤裸々に語られています。実体験と重ねて読むことができ、臨場感抜群でした。

編集後記

2024の課金してよかったものはいろいろひねり出したのですが6点でした。
 
2024年はモノを買うよりも、積極的に子どもたちと旅行に出ることにお金を使ったように思います。沖縄・伊勢・京丹後・福井など、日本の西側の豊かさに触れる機会が多い1年でした。
 
昨年は身近な方が亡くなる、ということが何度かあったこともあり、人と会うということにお金を使おう、とぼんやり思っています。